2017年7月28日 (金)
先日、インプラントの講習会に行ってきました。
DIOデジタル実践セミナーの受講です。
午前中の講義内容ですが、インプラントを安全に尚且つ確実に埋入するためにはサージカルガイドと言うものが必要になります。今までは口の型を取りマウスピースを作り口にはめ込んだ所をCT撮影していました。
講義ではデジタルカメラで口腔内のデータを撮りそのデータとCT画像をマッチングさせ(ちょっと難しい話ですみません)立体画像の上でインプラントのシミュレーションを行います。そしてその画像上のデータでサージカルガイドの作成からインプラント上部構造までを作ってしまうものでした。
少し専門的な話で、皆さんには「???」と思われたかもしれませんが・・・
このやりかたであれば印象と模型の誤差を無くすことが出来、より正確なサージカルガイドを作れます。また技工士とのデータのやり取りだけでインプラント治療の簡便化を図ることが出来るようになります。
それらを実際に患者さんにどの様に活用していくのかをスライドを通して学びました。
午後からは2個の口腔内模型を使い午前中に学んだ診療の流れを実践形式(サージカルガイドでインプラント埋入)で行いました。
感想としては、歯科業界にも着実にデジタル化が進んでいます。私も実際にドイツの3D技術を用いてセラミックの歯を作っています。5年前までにあった現像レントゲンは無くなりいまやデジタルレントゲンは当たり前になりました。
良い物は良い!
頭を柔軟にして何時からやり始めるかを見極めたいと思います。
三鷹デネブデンタルクリニック