デネブデンタルブログ

最新第5世代のインプラント=エクストラ ワイドショートインプラントを導入しました

2024年6月20日 (木)

デネブデンタルクリニックでは、過去30年インプラントを行ってきました。その間にも新しい器具やシステムなどは私なりに検証して、良い技術は取り入れてきましたが、このエクストラワイドショートインプラントは、これまでのインプラントとは一線を画す素晴らしいものだと思います。

従来のインプラントと何が違うのか?

(今までインプラントを諦めていた程の)少ない骨の量でもインプラント可能

表面の硬い骨の部分でインプラントを固定させるエクストラワイドショートインプラントでは、骨の量が少ない部位でもインプラント手術が可能となります。今までインプラントを断られて諦めて入れ歯を入れていた患者様もインプラントができます。

骨造成によるリスクがない

骨の量が足りない場合に、インプラントの技術が高いクリニックでは骨造成(骨を移植したり人工骨を埋め込んだりする手術)を行っていました。ところが、骨造成では手術後に感染症や拒絶反応などの合併症によりインプラントが脱落するリスクもあります。エクストラワイドショートインプラントは、骨造成をせずにインプラント埋入ができるので、これらのリスクがなくなります。

侵襲が少ない外科処置なので、術後の疼痛や腫れが少ない

インプラントを埋め込むために必要な骨の切削量を減らす=侵襲が少ないということは、術後の疼痛や腫れが少ないということです。エクストラワイドショートインプラントは、術後の快適性を高めることができます。

早い段階で噛めるようになる

インプラント手術において最も重要な点は、「埋入したときに初期固定がでできるかどうか」と言えます。エクストラワイドショートインプラントでは、特別な形状に加えて、デンサーバー(※2)を用いることで周囲の骨を寄せて硬くしてロックするので、埋入時の初期固定を得ることができます。したがって、インプラント手術後にも早いと3か月で天然歯のような噛み心地を実現できます。

つまり、今までよりも「骨の量が少なくても」「リスクが少なく」「早い段階で」「予後も快適な」インプラントができるということです。

コンセプトとしては、4S(Short短い/Simple単純/Small小さい/Safe安全)インプラントと言われています。

インプラントは、歯を失った方のための非常に素晴らしい技術だと考えています。そのインプラントを今までよりもさらに安全に快適に行える技術が登場しました。

ぜひインプラントをご検討の方はご相談ください。

 

 


カテゴリー: インプラント,歯科