2017年2月28日 (火)
良い歯科治療といえば色々あると思いますが、
歯科医師として言えば、やはり技術力が一番大切です。しかし、それ以前に、もっと大切なことは「安全な治療を受けられるかどうか」。
私も娘を持つ父親ですが、歯科だけではなく、内科でも外科でも眼科でもともかく安全な治療であることをまずは優先します。特に出血の伴う歯科では、院内感染問題は外せません。当たり前に安全な治療が受けられるようにも思いますが、消毒や滅菌の体制は、歯科医院によって千差万別なのが実態です。
最近の新聞でも、「歯科医院の7割がドリルを消毒していない」といった
衝撃的な記事が掲載されました。
「体を治しに来たのに、別の(深刻な)病気をもらってしまった…」
そのようなことがあって良いはずはありません。
まずは安全な治療を。
デネブデンタルクリニックも常に意識しているところです。
自分や大切な家族の治療を担当するドクターには親身になってもらいたい。
それは誰しもが思うことです。親身とは、まさに「肉親であるかのように細やかな心配りをすること」です。
それは、治療におけるあらゆる場面で(このくらいでいいか…)という妥協がなく、
一つ一つにその方の立場に立てるかどうかの姿勢にあると思います。
かつての私の師匠でもあるドクターに、まずもって教わったことでもあります。
「技術云々のまえに、まずもってその方を親身に思いなさい」
言葉でいうと一文で終わるほどのものですが、考えれば考えるほど深い!
技術を磨くとともに、親身であることを常に忘れないように。
そんなドクターを今後も目指していきたいと思います。
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